こんにちは。
わが家は、築30年の中古住宅を購入し、リフォームをして10年間住みました。
その後、家の建て替えを検討し最終打ち合わせまでいきましたが、結局、建て替えをやめて家は売却。
新たに土地を購入して注文住宅を建築しました。

まるで、すまいのフルコース。笑
大変でした。
注文住宅を建てようと決めた時に、土地をすでに持っている場合を除いては、
まず土地を探し始めますよね。
そして、予算が潤沢にあれば問題ないのですが、多くの場合は限られた予算内に収まるように調整します。
良いと思った土地は、たいてい高い。
だけど、注文住宅でかかるお金は、土地だけではありません。
間取りだって、家の広さだってこだわりたい。
予算に余裕のなかったわが家は、
何にお金をかけるのか
優先順位をつけなければなりませんでした。
今日は、注文住宅を建築する上で、ぶち当たる壁
「土地」と「建物」どちらを優先するかという点において、わが家の考え方と結論を語りたいと思います。
営業マンに言われた言葉
建て替えを中止してから、住み替えるために土地探しを始めたわが家。
だけど、コレ!という土地にはなかなか出会えませんでした。
良いと思う土地は高い。
でも、妥協した土地にすると、駅から遠かったり、買い物が不便だったり。
注文住宅ではなく、建売も視野に入れて探すも、
すごく素敵な建売があって、「こんなお家に住みたい」と思っても
小学校までがかなり遠かったり・・。
見学すればするほど、どうしたら良いのか分からなくなる日々。
毎週末、土地や家の見学で時間がつぶれ、家族も疲弊していました。
そんな時に、ある営業マンからはっきりと言われました。
「完璧な家というものはありません。土地にお金をかけるか、建物にお金をかけるか。
どちらをより優先させるかです」
家を買う(建てる)ということは、取捨選択の連続でした。
土地と建物どっちを優先する?
土地を優先するのか
建物を優先するのか
答えはすぐには出ませんでした。
だって、どちらとも大切。どちらとも諦めたくない。
その気持ちは、当然であり、一生モノの家を購入するので妥協なんて出来ません。
妥協はする必要はないと思います。
だけど、自分で納得して家を購入するために、自分の中の明確な基準を定めておくことはとても大切なことでした。
譲れるところ、譲れないところ。
そのような意識を持って、たくさんの土地と建売住宅を見に行くようにし
徐々に自分の気持ちに整理をつけていきました。
ときめくところ、不安に感じるところ
それらを整理していって、自分の本心を探りました。
結果 わが家の優先順位は?
整理していった結果
わが家の優先順位は土地でした。
利便性はもちろん、その土地の雰囲気、ご近所さんの雰囲気、子供の住みやすさを大切にしました。
土地だけは、売却して引っ越すしか変更ができませんから、やはり一番譲れないポイントでした。
やはり子供をその地で育てていくということなので、
立地、治安、環境は家を構えるに当たって、わが家の一番の譲れないポイントでした。
そして、実際に住みだして土地を優先したわが家の決断は、わが家に合っていたと思います。
だけど、どんな家でも良いわけではない
土地が一番の優先事項だと決まりましたが、
だからといって、じゃあ家は何でも良いわけではありませんでした。
住んでいるとストレスが溜まりそうな家は、住んでいて幸せではありません。
そこで、家の中で「これだけは叶えたい暮らし」を整理し明確にしていきました。
わが家のこれだけは叶えたい暮らしは「適材適所に収納があり、雑然としない暮らし」でした。
どんなに小さな注文住宅になっても、
または、どのような建売を選んでも
収納計画がイメージできる家。これだけは意識しました。
どんなに良い土地にある建売でも、収納計画がイメージできず、雑然として暮らしにくそうな家は除外しました。
土地と収納
わが家の明確な基準はこの2つでした。
最後に
その後、わが家は「高いけれども希望の土地」を見つけ、「小さいけれども収納計画のきちんとした家」を建てました。
もちろん多くのことを諦めました。
だけど、譲れない2つを叶えたので、心から満足しています。
家を買う(建てる)ということは、ほんとに取捨選択していくしかありません。
全てを取れたら良いですが、出来ないことの方が多い。
では、何を取って、何を捨てるか。
それを間違えて、後々に後悔することがないように。
本当に譲れないモノを選んでいれば、その他の多くを捨てていても
自分で納得して選んだことなので、満足度は高いと思います。
これから、家を買う(建てる)方は、ぜひ自分の優先順位を少しずつでも明確にしていかれることをお勧めいたします。


土地探しと同時に住みたい家もしっかり考えていこう!
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