こんにちは。
わが家は、築30年の中古住宅を購入し、リフォームをして10年間住みました。
その後、家の建て替えを検討し最終打ち合わせまでいきましたが、結局、建て替えをやめて家は売却。
新たに土地を購入して注文住宅を建築しました。
まるで、すまいのフルコース。笑
大変でした。
残債のある家を売却して、新たに土地を購入して住み替えたわが家。
とにかく一番心配だったことは、《手持ちの現金が足りるかどうか》でした。
たくさん貯金のあるご家庭なら良いのでしょうが、
わが家は恥ずかしながらそうではないww
(笑ってる場合ではないんですけどね・・)
だけど、年齢を考えると貯金が貯まるまで待つのではなく
今、住み替えを決行したい!!
というわけで!
貯金の少ない中を、大きな残債を抱えて住み替えを決行しました。
きっと、同じような方がいらっしゃるのではと思うので、
今日は、実際に《わが家が支払った現金》を公開したいと思います。
わが家の流れをまずは説明
希望の土地に出会う
↓
土地を購入するために住宅ローンを審査するが
旧居を売却しないとダメと言われる。
残債のある旧居の売却活動を開始
↓
他の金融機関にて売却前でも審査OKがでる。土地購入。
家を建てる工務店も見つけて契約
↓
残債のある旧居が売れる。
↓
仮住まい
↓
新居完成
という流れです。
我が家は買い先行で住み替えをしました。
※正確には売り(自宅の売却)と買い(新居建築)を同時進行で行い、新居完成前に旧居が売れました。
いや~忙しかったです。
必要だった現金を公開
手付金、他
◎土地の手付金 50万円
◎工務店への手付金 50万円
◎収入印紙代 5000円
わが家は、建築条件なしの土地を購入したので、
土地の売り主と建物を建築する工務店(自分たちで探してきた)は別でした。
そのため、それぞれに手付金が必要でした。
基本的に手付け金は代金の1割だったり、100万円だったりすることが多いようですが、
わが家は相談して50万円にまけてもらいました。
新居関係で必要だったお金
◎地鎮祭代 3万円
◎上棟式代 3万円
(お弁当・お茶+お土産+差し入れ)
◎新居のエアコン取付工事(引き渡し後)10万円
(4台分)
※施主支給品・新居での家電や家具の購入品は別途です。
仮住まい・引っ越しで必要だったお金
◎引っ越し費用 9万円
(旧居→仮住まい。11月の土日)
◎仮住まい先(アパート)初期費用 約25万円
◎仮住まい家賃(4ヶ月)約20万円
◎ピアノ保管料 5万円
(アップライトピアノを仮住まい先に持ち込めなかったため、ピアノ預かりサービスで約4ヶ月倉庫に預かってもらいました)
◎2回目の引っ越し費用 50万の見積もり→3万円
(仮住まい→新居へ引っ越し分。3月末の平日)
2回目の引っ越し費が50万円→3万円になった理由
引っ越し時期が3月の末という引っ越しシーズンのまっただ中だったため、
1回目と同じように引っ越し業者(サカイさんやアートさんなど)にお願いすると
約50万円以上と言われました。(車でたった5分の距離でも)
それは無理~!
友人にお願いしようかとも思いましたが、時はまさにコロナで休校中のとき。
とても頼める世の中ではありませんでした。
そこで見つけたサービスが《くらしのマーケット》(㏚)
つまり、ネット通販で物を購入するのと同じように、
ネットで「物ではなくサービス」を申し込むのです。
サービスは引っ越しだけではなく掃除や不要品回収、家事代行など、多岐にわたります。
このくらしのマーケットで引っ越しを依頼したところ
2tトラックに詰めれるだけ詰め込んで、3万円でOKでした。
もちろん全ての荷物が載るわけではないので、大物家具や家電を中心に運んでもらいました。
大物がないので、その他の小さなものは、家族で力を合わせて運ぶことができました。
もちろん、大手の引っ越し業者と比べると、技術は劣りますが、
50万円が3万円なので、ぜんぜん問題なしです!
新居のエアコン取付工事も「くらしのマーケット」でお願いしました。
プロが来てくれます。
4台で10万円は格安!(オプション込)
最近、エアコンクリーニングもお願いしました。
ピカピカにしてくれました。
《くらしのマーケット》とてもおすすめです!
必要だった現金 合計は?
《必要だった現金まとめ》
・土地の手付金 50万円
・収入印紙代 5千円
・工務店への手付金 50万円
・地鎮祭代 3万円
・上棟式代(お弁当+お土産+差入れ)約3万円
・引っ越し費用 9万円
・仮住まい先(アパート)初期費用 約25万円
・仮住まい家賃(4ヶ月)約20万円
・ピアノ保管料 5万円
・2回目の引っ越し費用 3万円
・新居のエアコン工事 10万円
計 178万5千円
※新居購入品は別途
資金的に余裕がない場合
実は、支払った178万円のうち、戻ってきたお金があります。
どういうことかというと、土地の手付金と工務店の手付金の合計100万円を現金で支払った後、
住宅ローン申込時に、その分もローンに含めたのです。
手付金は代金に充当されるものなのですが、ローン金額を手付金分を差し引かずに満額で通せば、最終的に、手付金分のお金が手元に戻ってくるというわけです。
戻ってきたタイミングは??
土地の手付金→土地の融資実行時
(正確には満額50万円ではなく、登記手続き費用が引かれており、この時点では40万円程度が戻ってきました。残りは住宅ローン本契約時にまとめて。)
工務店への手付金→引き渡し後、住宅ローン本契約時
ただ、手付け金分が戻ってくるということは、その分ローンが満額あるということなので、
どちらが良いかはよく検討されて下さいね!
ローンの流れ。旧居のローンと新居のローンは同時に支払っていないの?
途中2重ローンだったのですが、わが家は実際には支払いは重なってはいません。
この図のように、土地の購入時に住宅ローンは組みましたが、
実際の支払い開始は、建物引き渡し後になるのです。(つなぎ融資利用)
その間、土地の費用はすでに融資頂いているわけなので、その利息のみ請求がきますが、
その利息分も都度払わずに、ローンに含めることができます。
そのため、建物引き渡しまで、新居のローンは全く支払っていません。
わが家は、旧居が早めに売れたので良かったのですが、新居完成までに売れないと
旧居と新居のローン支払いが重なっていしまう事態になります。
こうやって書くと、危ない橋を渡っていそうですが(いや、もちろん渡ってるんだけどww)
事前に売却査定で「残債以上で売れるでしょう」と前向きな回答をもらっていたので
思い切って踏み切ることができました。
住み替えを希望されている方は、旧居の売却が一番の心配事だと思いますので
その不安をクリアにするためにも、まずは早い段階で「売却査定」をされてみてくださいね!
わが家は実際に動き出す1年以上前に、売却査定だけは済ませておきました。
その後1年間放置しても、どの会社からも営業電話などありませんでした。
AIによる査定なら、相場がよく分かりますね!
最後に
いかがでしたでしょうか?
《旧居売却→仮住まい→注文住宅新築》
新居の頭金を0円にしたわが家。
それでも、最低限の必要な現金は178万5千円になりました。
ただ100万円は最終的に手元に戻っていますので
実際にかかった最低限の必要経費は78万5千円になります。
もちろん、その他に施主支給したものもありますし、マイホームハイで家具家電、収納用品、インテリア品などを買いまくりましたので、かなりの金額がとんでいきました。
マイホームハイになって、新しい物がほしくなるんだよね・・。
貯金はあるにこしたことがないので、住み替えを検討中の方は
ぜひしっかりと貯金をされて下さいね。
こちらの記事がどなたかの参考になれば幸いです。
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