こんにちは。
わが家は、築30年の中古住宅を購入し、リフォームをして10年間住みました。
その後、家の建て替えを検討し最終打ち合わせまでいきましたが、結局、建て替えをやめて家は売却。
新たに土地を購入して注文住宅を建築しました。
まるで、すまいのフルコース。笑
大変でした。
今日は、お金のハナシをしたいと思います。
注文住宅にしろ、建売購入にしろ、中古住宅購入にしろ、お金の話は一番気になるところですよね。
でも、お金の話はリアルではなかなか聞きにくい。
貯蓄があまりなかった我が家が、新しく家を建てるにあたって、最初に一番気になったのは
【現金が実際にいくら必要なのか】ということです。
よく目にしませんか?
頭金ゼロ円OK!
低金利の今、フルローンがお得!
などの謳い文句。
果たしてそれは本当なのか?
実際に現金はいらないのか。
わが家の経験談をお伝えします。
頭金と手付金は別である
頭金というのは、現金をいくらいれて、残りをローンで‥ということですよね。
頭金ゼロ円はいけます。
実際に我が家は頭金ゼロ円でやりました。
だけど、この世には手付金というものが存在するのですね。
土地や建売住宅を購入する際に、申込み時に払う契約金です。
その手付金は、もし今後こちら側(買い手側)の理由で解約することになっても戻ってきません。
(ローンが通らない時は、戻ってきます)
その手付金は、もちろん代金に充当されます。
不動産購入契約の流れ
買付証明書提出
↓
申込み(手付金支払い)
↓
ローン審査
↓
本契約
↓
ローン融資
というのがだいたいの流れになります。
そのため、ローンが融資される前に、手付金という現金が必要なんです。
手付金は、購入代金の1割だったり、100万円だったりと個々に決められている場合がほとんどです。
ただ、手付金がそんなに払えない場合は、多くの場合、相談可能です。
我が家も土地を購入する際に100万円の手付金を言われましたが、50万円にしてもらいました。
また、土地を購入する前に、ある建売住宅を一度購入しようとして申込み寸前までいったことがあるのですが、
その際も100万円を50万円にしてもらえましたね。
売主側も手付金の減額は慣れているようでした。
ただ、50万円より下がってくると、受け入れてもらえないこともありそうです。(話のニュアンスで私が感じただけですが)
じゃあ頭金ゼロ円ってどういうこと?
手付金でお金がいるなら、頭金ゼロ円は無理じゃん!‥と思われた方もいらっしゃるかと思います。
頭金ゼロ円のからくりはこういうことです。
例えば、諸費用込み3000万円の物件を購入するとします。
そこで、手付金を100万円現金でまず支払った。
その後、ローンでフルの3000万円で申込みすれば、3000万円が融資されます。
すでに手付金として不動産売主に100万円を払っているので、売主に支払う残金は2900万円。
融資3000万-2900万=100万円が手元に戻るわけです。
なので、最終的には現金が減っていない。
これが、フルローン。
頭金ゼロ円ということです。
フルローンにすれば、後から手元に現金は戻ってくるけれど
購入の段階で、手付金はいるので最低限の現金は必要になります。
注文住宅で土地と建物を別々に購入する場合は要注意
建売や中古住宅の場合は、土地と建物がセットになっているので、手付金も1回だけで大丈夫です。
ただ、土地を購入し、そこにハウスメーカーを探して注文住宅を建てる際は、
それぞれに申し込まないといけないので、手付金をそれぞれに支払わないといけません。
注文住宅でも、建築条件付きで土地の売主とハウスメーカーが同じ場合は、一度の手付金ですむかと思います。
ちなみに、わが家が実際に支払った手付金は
土地の購入時の手付金50万円
ハウスメーカーへの手付金50万円
合計100万円の手付金を支払いました。
土地の売主もハウスメーカーも良心的で、安い手付金で了承してくれたので助かりました。
最後に
いかがでしたでしょうか?
頭金ゼロ円と謳われていても、実際には手付金というある程度まとまった現金が必要になります。
それ以外にも、細かなお金(エアコン取付、カーテン、照明、家具家電買い替えetc..)がたくさんかかりますので、是非ともしっかりと貯金をされることをおすすめします。
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
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