こんにちは。
わが家は、築30年の中古住宅を購入し、リフォームをして10年間住みました。
その後、家の建て替えを検討し最終打ち合わせまでいきましたが、結局、建て替えをやめて家は売却。
新たに土地を購入して注文住宅を建築しました。
まるで、すまいのフルコース。笑
大変でした。
今回は前回の続き。
住み替え前のお家がとても住みにくい家だったので、
「住みにくい家になってしまう理由」を順に解説しています。
住みにくい家には理由がある!
つまり、それに気をつければ、住みやすさはグンと上がる!!
今回は、《住みにくい家になってしまう特徴6選》のうち「④ライフスタイルに合っていない部屋」について解説します。
住み替え前の家の間取り
まずは、住み替え前の家の1階の間取りを公開いたします。
※ちなみに購入者様がいるため、間取りは完全に再現はしておりませんことをご了承下さい。また、その方は大幅にリフォームをされているので現在の間取りは異なっています。
住みにくい家になった理由
以前の家に住んでいた際、私は家があまり好きではありませんでした。
家にいても落ち着かない。
自分たちの暮らしに合っていないから、日々の暮らしに労力がいる。
暮らしを維持すること、整えることが大変。
家は常に雑然としていて、いつもイライラ。
その理由は、次の6つになります。
○住みにくい家となった理由○
①1階に適材適所の収納がない
②洗濯動線が悪い。室内に干す場所がない
③来客が気になりトイレにゆっくり入れない
④和室が使い勝手が悪い ←今ここ
⑤キッチンからリビングや和室の様子が見えない
⑥子育て世代なのに公園のない地域での子育てによる道路族
①の前回の話はこちら↓
②の話はこちら
③の話はこちら
では、④の解説に入ります!
④リビング横の和室が使い勝手が悪い
1階の和室は、玄関ホールとリビングどちらともからアクセスできることが特徴でした。
出入り口のドアは、玄関側・リビング側のいずれも、ふすまです。
入り口が2カ所もあって、どこからでもアクセスがしやすく使い勝手が良さそうですよね?
だけど、これがとても使い勝手の悪い部屋だったのです。
リビング横の和室って、どんなイメージですか?
いろいろあると思いますが、子供が小さいときは遊び場になることが多いのではないでしょうか?
では、玄関横の和室は、どんなイメージでしょうか?
これも決まりはありませんが、玄関から直接アクセスできるので客間になることも多いのではないでしょうか?
このように、入り口が2カ所あることで、その家の用途に応じて使うことができる!・・ハズかと思うんですが。そうではなく。
なんというか、とにかく中途半端なんです!
ふすま一枚分の開口しかないので、リビングとの繋がりが薄く、子供だけで遊びたがらない。
いつも、ママも来てって言われてました・・・。
結局、和室は寂しいようで、子供たちはリビングで遊んでいましたね。
問題点②
ふすま一枚でしか仕切られておらず、入り口も2カ所あるので、客間にしようにも気配がすごい。収納もないので客用布団もしまえない。
お客様が泊まりに来られても落ち着かなかったです。
それは、きっとお客様も同じ事を感じていただろうな・・。
そんなわけで、【リビングとの一体感】もなく、【独立した客間】にもならない。
なんとも中途半端な使い勝手の悪い部屋でした。
収納もまったくない部屋(家)だったので、物が溢れて
和室に収納家具が集まり、最終的に物置のような部屋になりました。
④和室編 こうだったら住みやすかったのに!《願望》
子育て中というわが家のライフスタイルを考えると、
わが家の場合は、やはり子供の遊び場やピアノ置き場にしたいので、
大きく開口できる引き込み戸を使用して、リビングとの一体感を作ると住みやすかったなと思います。
もちろん、ライフスタイルは人それぞれだと思いますので、
リビングの他にもう一部屋を作るのならば、
【どのような使い方をしたいのか】ということをよく考えられて作られることをおすすめします。
新居では、こうしたよ
新居では、使い勝手が限定される和室をやめて、洋室に変更しました。
そして、3枚引き込み戸を採用して間口を2.5m以上確保。
子供の遊び部屋&ピアノ部屋にしています。
わが家のライフスタイルに合っていて、とっても住みやすいです。
まとめ
間取りを考えるときは、自分たちのライフスタイルを考えて
どのような用途の部屋にしたいのかを明確にイメージして
その目的がきちんと果たせるように、動線、開口部、建具の種類、床材、収納スペースなど細かい部分までしっかりと検討されることをオススメします。
この記事がどなたかの参考になると嬉しいです。
間取りで失敗しないために〈㏚〉
間取りの成功は理想の家づくりには欠かせない!
間取り検討時に失敗しやすい原因の一つに
「理想の間取り」を作ることが目的になってしまい
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